東日本大震災の教訓 : 復興におけるネットワークとガバナンスの意義
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書誌事項
東日本大震災の教訓 : 復興におけるネットワークとガバナンスの意義
ミネルヴァ書房, 2021.3
- タイトル別名
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Black wave : how networks and governance shaped Japan's 3/11 disasters
Minerva shobo librairie
- タイトル読み
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ヒガシニホン ダイシンサイ ノ キョウクン : フッコウ ニ オケル ネットワーク ト ガバナンス ノ イギ
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注記
標題紙裏の原タイトル表記は「Black waves」となっている
なぜ、災害からの生存率ならびに被災地の復興過程・スピードが地域により異なるのか。東日本大震災を事例として、インタビューによる質的調査とデータを用いた量的分析を基に、生存率・復興過程の地域格差を考察する。
参考文献: p239-265
内容説明・目次
内容説明
「なぜ、災害からの生存率ならびに被災地の復興過程・スピードが地域により異なるのか」。本書は東日本大震災を事例として、この疑問を政治学・社会学の領域から明らかにしたものである。個人・市町村・県といった対象ごとに岩手県・宮城県・福島県で行ったインタビューによる質的調査とデータを用いた量的分析を基に、生存率・復興過程の地域格差を分析。また日本だけでなく、アメリカ・中国・インド・ハイチ等の国レベルでの災害復興対策についても考察。地域コミュニティにおける今後の災害の備えや、市町村・県および国レベルでネットワーク・ガバナンスを高めるための施策を考える上で、多くの示唆が得られる一冊。
目次
- 第1章 東日本を襲った3重災害
- 第2章 被災者個人レベルの分析—近隣住民同士の助け合い
- 第3章 市町村レベルの分析—支援を呼び込む垂直方向のつながり
- 第4章 県レベルの分析—復旧成果の明暗を分けたネットワークの力
- 第5章 国家レベルの分析—日本政府のガバナンスに見られた変化
- 第6章 国家間の比較による分析—国民の生死を分ける政府の対応
- 第7章 信頼関係の構築と連携の強化
「BOOKデータベース」 より