ビオン・イン・ブエノスアイレス1968
著者
書誌事項
ビオン・イン・ブエノスアイレス1968
金剛出版, 2021.2
- タイトル別名
-
Bion in Buenos Aires : seminars, case presentation, and supervision
ビオンインブエノスアイレス1968
- タイトル読み
-
ビオン・イン・ブエノスアイレス 1968
大学図書館所蔵 全24件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
注記
監訳: 松木邦裕
参考文献あり
内容説明・目次
内容説明
1968年という年はW.R.ビオンにとって人生の一つの節目といえる。本書は、ビオンが英国から米国へ移住したその夏に行ったブエノスアイレスでのセミナーシリーズの記録である。本書の構成は、講義形式のセミナー、ケースプレゼンテーション、スーパーヴィジョンの3部となっている。貴重なビオン自身によるケースプレゼンテーションが収録されている点は、本書の最大の特徴であり、ビオンのなまの臨床を読者は目の当たりにするであろう。また詳細なスーパーヴィジョンの記録によっても、ビオンの臨床姿勢を存分に味わうことができる。講義形式の語りの中では逆転移、投影同一化など分析家に広く馴染のある概念から、コンテイナー/コンテインド理論、グリッド、「記憶なく欲望なく」などのビオン独自の概念までがわかりやすく解説されている。難解と言われるビオンの多くの著作に比して、本書の中の彼は、聞き手を前にして自身の言葉がわかりやすく届くよう心を配っているように感じられる。セミナー参加者とビオンとの豊富な質疑応答も、読者がビオンの概念をより深く理解するために役立つだろう。
目次
- 第1部 ビオンの臨床セミナー
- 第2部 ビオン自身による分析症例の提示
- 第3部 ビオンによるホラシオ・エチゴーエンへのスーパーヴィジョン
- 第4部 その他のアルゼンチン分析家に対するビオンの更なるスーパーヴィジョン
- 第5部 スーパーヴィジョンにおける問いをめぐる、ビオンと参加者との対話
「BOOKデータベース」 より