近世物質文化の考古学的研究 : 民具資料との対比から日蘭物質文化比較へ
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近世物質文化の考古学的研究 : 民具資料との対比から日蘭物質文化比較へ
六一書房, 2021.3
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キンセイ ブッシツ ブンカ ノ コウコガクテキ ケンキュウ : ミング シリョウ トノ タイヒ カラ ニチラン ブッシツ ブンカ ヒカク エ
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Note
「ボウズ」「照明具」「火打石」「今戸焼」「喫煙具」「茶の道具」など、近世の出土遺物を近現代の民具等と比較分析。近世日本の物質文化が海外の物質文化と交流し、日蘭の文化に与えた影響を明らかにする。
学位論文 (日本大学, 2016年) を加筆・修正したもの
引用・参考文献: p245-257
用語索引: p263-267
Contents of Works
- 本論の目的と意義
- 近世考古学研究その検討と課題
- 方法論の展開
- 研究史
- ボウズ
- 照明具
- 研究史
- 研究の目的と範囲
- 近世遺跡出土の火打石
- 民俗調査・文献調査の成果
- 産出地の調査
- 火打石研究の総括
- 研究史
- 現存する今戸焼土器職人への調査
- 江戸・東京の瓦と今戸焼
- 焼物としての今戸焼の実態
- 瓦漏
- 日蘭物質文化交流と考古学
- 研究の目的と方法
- アムステルダムの歴史と発掘調査
- 江戸遺跡の発掘調査
- 比較のまとめ
- 真砂遺跡出土のクレイパイプ
- オランダ国内諸都市出土の肥前磁器
- オランダからの桟瓦・レンガ伝播の可能性
- 喫煙具の相互影響の基礎的考察
- 考古資料から見た日蘭の生活文化とVOC
- 交流する日蘭の物質文化
- まとめと展望
Description and Table of Contents
Table of Contents
- 第1部 研究の方法と課題(本論の目的と意義;近世考古学研究 その検討と課題;方法論の展開)
- 第2部 物質文化研究各論(火の道具 ボウズと照明具;火打石;今戸焼;瓦漏)
- 第3部 海外物質文化比較論(日蘭物質文化交流と考古学;日蘭17世紀・18世紀の都市の物質文化比較;考古資料から見る日蘭相互の物質文化;物質文化の比較・検討—アジア各地の遺跡からの視点;交流する日蘭の物質文化)
- 第4部 まとめと展望(はじめに;成果;課題と展望;おわりに)
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