書誌事項

夢の通ひ路物語

塩田公子校訂・訳注

(中世王朝物語全集, 17)

笠間書院, 2021.3

タイトル別名

ゆめのかよひぢものがたり

タイトル読み

ユメ ノ カヨイジ モノガタリ

統一タイトル

夢の通路物語(KOTEN:524936)

注記

底本: 蓬左文庫蔵本

内容説明・目次

内容説明

吉野の阿闍梨は、夢の中で権大納言から巻物を手渡される。この物語は、その巻物を阿闍梨が読むことから動き出す。一条の宰相中将(後の権大納言)と京極の三の君の恋が、物語を通底する基軸になっている。三の君の拒絶もあって、二人の恋は遅々として進まないが、やがては結ばれることになる。一方、按察使大納言の娘は継母にいじめられつらい日々を送っているが、岩田中将に見初められる。しかし岩田中将は、兄大納言の罪をかぶって流罪となり、悔やんだ大納言は自死してしまう。上巻は、権大納言の父一条左大臣の外腹の姫君が入内して藤壺女御となり、帝の寵愛を受けるが、皇子を産んだ後、亡くなってしまうまでが描かれる。

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BC05973951
  • ISBN
    • 9784305400970
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    289p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
  • 統一タイトルID
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