なぎの葉考・しあわせ
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なぎの葉考・しあわせ
(P+D BOOKS)
小学館, 2021.3
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ナギノハコウ ; シアワセ
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Note
内容:なぎの葉考 新芽ひかげ 石の墓 老妓供養 石蹴り 耳のなかの風の声 しあわせ
男が40年前の遊郭での一夜の記憶を辿っていく様を描いた、川端康成文学賞受賞作「なぎの葉考」、老夫婦が重い病気を抱えながら命を長らえていることにささやかな幸福を感じる「しあわせ」など、秀逸な短編全7編を収録。
Contents of Works
- なぎの葉考
- 新芽ひかげ
- 石の墓
- 老妓供養
- 石蹴り
- 耳のなかの風の声
- しあわせ
Description and Table of Contents
Description
川端康成文学賞受賞作を含む秀逸な短編7編。「もう来たらあかんよ。ほんまに来イへんな」昭和11年、大阪の置屋で出会った若い娼婦は、男が深みにはまってしまいかねない魔性を秘めており、実際に6人の男が破滅に追いやられていた。“私”ももうしばらく一緒にいたいと願うが—。和歌山、大阪をめぐる旅に出た男が40年前の一夜の記憶を辿っていく「なぎの葉考」のほか、70代の老夫婦が重い病気を抱えながら命を長らえていることにささやかな幸福を感じる「しあわせ」、“私”と確執のある父とその2番目の妻、子が入水自殺してしまう「耳のなかの風の声」など全7篇を収録した名作短編集。
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