ふしぎな社会
Author(s)
Bibliographic Information
ふしぎな社会
(ちくま文庫, [は34-2])
筑摩書房, 2021.3
- Other Title
-
面白くて眠れなくなる社会学
ふしぎな社会
Sociology for young adults
- Title Transcription
-
フシギナ シャカイ
Available at / 36 libraries
-
No Libraries matched.
- Remove all filters.
Search this Book/Journal
Note
「面白くて眠れなくなる社会学」(PHPエディターズ・グループ 2014年刊)の改題, 文庫化
英文タイトルは副標題紙裏による
叢書番号はブックジャケットによる
読書案内: p251-259
Description and Table of Contents
Description
なぜ社会は、こうなっているの?誰もが「ふしぎ」に思うことがらをとことん説明。言語、資本主義、性、家族、自由、死、…。選り抜きのトピックを、「自分で納得した言葉だけを集めて磨き」ました(あとがき)とのべる著者が、語ってくれます。
Table of Contents
- 1(言語—言語を使う。言葉をしゃべる。これは、人間だけの能力です。;戦争—戦争とは、“暴力を用いて、自分の意思を相手に押しつけること”、をいいます。;憲法—憲法は、手紙です。人民から、国にあてた手紙。その国の政府職員に向けて、こうしなさいと約束させるものです。;貨幣—貨幣は、大昔からあったわけではありません。;資本主義—資本主義とは、資本が、特別なはたらき方をする経済のことですね。;私有財産—私有財産は、私たちの社会の基礎です。ところが、この私有財産の制度は、そんなに昔からあったわけではありません。)
- 2(性—性とは、体と体の関係、のことです。人間は生きていますが、それは、人間の体が、生きているのです。;家族—家族があるのは、人類(ヒト)の特徴です。;結婚—結婚は、世界中、どんな民族や文化にも認められる習慣です。;正義—正義とは、なんでしょうか。正義とは、正しさが外からやってきた、という感覚です。;自由—自由とは、人間が、思ったように行動したり、好きなように考えたりできること、をいいます。これは、人間の生まれついての性質です。)
- 3(死—人間は生き物ですから、死にます。動物や植物も、生き物ですから、死にます。死ぬのは、生き物の宿命ですね。;宗教—宗教は、人類の文化になくてはならないもの。いや、人類の文化の中心です。;職業—職業とは、仕事のことです。収入があって、かなりの時間をさいていて、それで生活を支えている、そういう活動をいいます。;奴隷制とカースト制—インドに、カースト制という制度があります。インドにしかない、特別な社会の仕組みです。;幸福—幸福とは、人間が人間として生きていることが、充実している状態ですね。生きる目的と言ってもいい。)
by "BOOK database"