古代の文身と神々の世界 : 横断性図像学からのアプローチ

書誌事項

古代の文身と神々の世界 : 横断性図像学からのアプローチ

桐生眞輔著

雄山閣, 2021.2

タイトル読み

コダイ ノ ブンシン ト カミガミ ノ セカイ : オウダンセイ ズゾウガク カラノ アプローチ

注記

参考文献: p197-205

内容説明・目次

内容説明

白川静の「文字学」と林巳奈夫の「紋様学」をもとに、古代世界の復原を試みる気鋭の新論考。漢字の姿となって残された「古代の入れ墨」の真実。『魏志倭人伝』にみる東夷の文身と殷王朝の神々との深い繋がりが浮かび上がる。提唱する「横断性図像学」の方法から、古代中国の「神徽文身」文化を解明した歴史学・漢字学・考古学・饕餮文の研究書。

目次

  • 第1章 東夷・龍と文身—文献が語る古代文身の世界
  • 第2章 殷王朝の文身と龍のトーテミズム—文字学と紋様学が明らかにする古代の身体
  • 第3章 文字学と文身説—理解へ向けての基礎知識
  • 第4章 饕餮文と「心」の文身
  • 第5章 文身された聖のかたち
  • 第6章 もう一つの文身「辛」—饕餮文に隠されたルビンの壺

「BOOKデータベース」 より

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