中国民族音楽の世界
著者
書誌事項
中国民族音楽の世界
長崎文献社, 2021.3
- タイトル別名
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音楽・中国
- タイトル読み
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チュウゴク ミンゾク オンガク ノ セカイ
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注記
その他の著者: 郭小利, 王州, 劉富琳
『音楽・中国』 (人民音楽出版社, 2012年第1版, 2015年第2版) に基づいて翻訳したもの
参考文献: p591
内容説明・目次
内容説明
上巻は、歴史的経緯と社会階層から中国人を庶民(民衆)、文人(あるいは士族)、宮廷貴族及び宗教信仰者の4つのカテゴリーに分類。各社会階層を代表する音楽作品を選定し、それらの作品を各社会階層における特定の社会的、文化的状況の中で分析し、人間の行動や心理的感情から生まれた中国音楽が持つ「人間学」的特徴を見出す。中巻は、中国の各歴史時期を糸口に、太古や先秦から秦、漢、魏晋南北朝、隋、唐、宋、元、明、清、そして近代、現代までの各時代における代表的音楽作品を選び出し、その音楽が生まれる時代の背景や特徴を分析している。下巻は中国の音楽体系を、中国系音楽、ヨーロッパ系音楽、ペルシャ系音楽の3つの大きな系統に分類し、さらに地域別に15の支脈に分け、中国各地域に生活する各民族の音楽作品とその特徴を紹介し分析。それを通じて中華民族の音楽文化の民族性と多元性を新たに提示した。
目次
- 上巻 音楽の中の中国人(音楽の中の民衆;音楽の中の文人や士大夫;音楽の中の虔誠なる信衆 ほか)
- 中巻 古代文明の歴史的反響(遥か彼方の骨笛の演奏『原始狩猟図』;『楚商調』を奏でる古墓の鐘;琴歌清吟『胡笳十八拍』 ほか)
- 下巻 中華民族の心の声(中国の音楽体系とその15の支脈;ヨーロッパの音楽体系とその2つの支脈;ペルシャアラブの音楽体系とその3つの支脈)
- 総括—中国伝統的音楽の形態特徴
「BOOKデータベース」 より