古代インドの入門儀礼
著者
書誌事項
古代インドの入門儀礼
法藏館, 2021.2
- タイトル別名
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The initiation rituals in ancient India
- タイトル読み
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コダイ インド ノ ニュウモン ギレイ
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注記
参考文献: p383-406
内容説明・目次
内容説明
「師の胎児となって新たに誕生する」入門儀礼を、誰が何のために、どういう作法で行ったのか。個々の行為はどのような意義をもち、入門儀礼を形成していったのか。儀礼の背景にある観念と担っていた機能、入門を経て聖典を学習する者の地位と役割を解明し、さらに仏教の受戒儀礼との接点を論じて、インドにおける知識継承の営みの核心に迫る。
目次
- 序論(「ヴェーダ」—古代インドの宗教文化)
- 第1部 ブラフマチャーリンとブラフマチャリヤ(リグヴェーダにおけるbrahmac〓rin;アタルヴァヴェーダにおけるbrahmac〓rinとbrahmac´arya ほか)
- 第2部 ヴェーダ入門儀礼—儀軌の成立と展開(入門儀礼と結婚儀礼—後期ヴェーダにおける確立形の概略;アタルヴァヴェーダが伝える入門儀礼 ほか)
- 第3部 ヴェーダ入門儀礼の二つの相(入門儀礼の二つの相(1)学習儀礼;入門儀礼の二つの相(2)通過儀礼 ほか)
- 第4部 ヴェーダ入門儀礼と初期仏教の受戒儀礼(仏陀その人への「入門」;初期経典の教説部分にみられる仏陀への入門 ほか)
「BOOKデータベース」 より