書誌事項

聖地と日本人

小松和彦[著]

(角川ソフィア文庫, J101-6)

KADOKAWA, 2021.3

タイトル読み

セイチ ト ニホンジン

並立書誌 全1

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注記

「誰も知らなかった京都聖地案内」(知恵の森文庫 光文社 2006年刊)の改題,加筆修正

鞍馬・僧正ケ谷、比叡山横川、河原院、熊野…。俗世の向こう側にある極楽・地獄として、日本列島のなかに見出された聖地とはいかなる場所であったのか。多彩な史料を手がかりに、中世の京都人が聖なる場所に込めた思いに迫る。

内容説明・目次

内容説明

鞍馬・僧正ヶ谷、比叡山横川、河原院、竹生島、熊野、志度浦の龍宮、富士山、安達ヶ原…能楽の舞台となったこれらの場所は、「聖地」と呼ばれてきた。神々が遊び、鬼や妖怪が出没するといわれた異界への入り口。俗世の向こう側にある極楽・地獄として、日本列島のなかに見出された聖地とはいかなる場所であったのか?絵画や文学作品、歴史書など、多彩な史料を手がかりに、中世の京都人が聖なる場所に込めた思いに迫る。

目次

  • 鞍馬・僧正ヶ谷—天狗の巣窟で牛若丸と出会う
  • 清水・音羽の瀧—観音が結んだ縁
  • 愛宕山—天界・魔界ともつながる空間
  • 大江山・千丈ヶ嶽—酒呑童子の棲む山
  • 葛城山—土蜘蛛伝説と修験道の聖地
  • 貴船—心の闇を引き受ける場所
  • 河原院—化け物屋敷に棲む吸血鬼
  • 比叡山横川—元三大師信仰の拠点
  • 稲荷山—謎が多い稲荷信仰
  • 逢坂山—逆髪が語る「さかさまの思想」〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BC06195487
  • ISBN
    • 9784044006365
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    258p
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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