賢慮の世界史 : 国民の知力が国を守る

著者
    • 佐藤, 優 サトウ, マサル
    • 岡部, 伸 オカベ, ノブル
書誌事項

賢慮の世界史 : 国民の知力が国を守る

佐藤優著 ; 岡部伸著

(PHP新書, 1250)

PHP研究所, 2021.3

タイトル読み

ケンリョ ノ セカイシ : コクミン ノ チリョク ガ クニ オ マモル

注記

北方領土は返ってくるのか。情報機関なき日本の劣勢は挽回できるか。大国間交渉と分析のプロが語り合うインテリジェンス対話。歴史的観点から困難な時代を生きる実践知を伝授する。『Voice』連載を再構成して新書化。

内容説明・目次

内容説明

国益を懸けた交渉、政策決定の裏にはつねにインテリジェンス(諜報・情報活動)がある。情報と報道のプロフェッショナルはどの点に着目して収集と分析、判断を行なっているのか。ロシアとの北方領土交渉の真相、新型コロナ禍を機に広がる中国の覇権主義への対処。アメリカの分断と混乱、イギリスのブレグジットとEUの展望。日本を守り、強くするための教育。いまこそ世界史の蓄積のなかに英知を求め、21世紀を生き抜くための賢慮(Wisdom)を導き出さなければならない。歴史に鑑みて時事を照らし、教養を実務に生かす極意を二人の知者が明らかにする。

目次

  • はじめに インテリジェンス・オフィサーの宿命
  • 第1章 北方領土交渉の危機
  • 第2章 国際情報戦の要諦
  • 第3章 イギリスとEUの確執
  • 第4章 アメリカの混乱と日本外交
  • 第5章 この国の未来を教育に託す
  • おわりに 北方領土交渉の策定で役立った情報

「BOOKデータベース」 より

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