若冲のひみつ : 奇想の絵師はなぜ海外で人気があるのか

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若冲のひみつ : 奇想の絵師はなぜ海外で人気があるのか

山口桂著

(PHP新書, 1253)

PHP研究所, 2021.3

タイトル読み

ジャクチュウ ノ ヒミツ : キソウ ノ エシ ワ ナゼ カイガイ デ ニンキ ガ アル ノカ

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注記

コレクターたちは、若冲の何に惹かれて、蒐集を行なったのか。海外からみた日本美術の魅力をオークションの世界から解説する。日本文学研究者・ロバートキャンベルとの対談も収録。

内容説明・目次

内容説明

著者は、クリスティーズに入社後、長らくオークションを担当したのち、6年前からプライベートセール(売り手と買い手が市場を介さず直接、話を進める)専門となった。その分野の査定ができるスペシャリストであるとともに、自分で買い手を探すため、人脈を持っていないとできない仕事である。世界中のコレクターや美術館とつながりを持ち、超一級品にじかに触れ、作品が収まる歴史的な瞬間を見守ってきた。なかでも奇想の作品を中心に収集してきたプライス・コレクションから、若冲作品190点が2019年に日本へ里帰りを果たした。本書では、納入に至るまでの知られざるエピソードも振り返る。

目次

  • 第1章 若冲の魅力
  • 第2章 海外マーケットでの日本美術
  • 第3章 海外コレクターと奇想の作品
  • 第4章 プライス・コレクションが日本に里帰りするまで
  • 第5章 私的「東西若冲番付」
  • 対談—若冲とは何者だったのか(ロバートキャンベル(日本文学研究者、国文学研究資料館長)×山口桂)

「BOOKデータベース」 より

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