共謀小説家
著者
書誌事項
共謀小説家
双葉社, 2021.3
- タイトル読み
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キョウボウ ショウセツカ
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共謀小説家 / 蛭田亜紗子著
BC07955189
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共謀小説家 / 蛭田亜紗子著
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注記
小説家の夢を砕かれた妻と、執筆に行き詰った新鋭作家の夫。明治文壇という激流にのまれたふたりは、やがて文学界のタブーを犯し…。異色の夫婦の絆を描いた物語。『小説推理』連載を単行本化。
内容説明・目次
内容説明
西洋化の波が押し寄せる明治の世。小説家を志す十七歳の宮島冬子は、当代一の文学者・尾形柳後雄のもとで女中をしながら執筆に励む。しかし、男社会の文檀では相手にされず、さらには望まぬ子を身籠もり窮地に立たされる。そんな冬子に「共謀しないか」と結婚を提案したのは、尾形の弟子・春明だった。新鋭作家として名を掲げる春明には、どうやら企みがあるようで—。その伴侶は心優しき理解者か、創作に憑かれた鬼か。切なくも衝撃的な結末が待つ異色の夫婦の物語。
「BOOKデータベース」 より