現代中国の社会ガバナンス : 政治統合の社会的基盤をめぐって

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現代中国の社会ガバナンス : 政治統合の社会的基盤をめぐって

江口伸吾著

(北東アジア学創成シリーズ, 第5巻)

国際書院, 2021.3

タイトル別名

The social governance in contemporary China : in search of social bases for political integration

タイトル読み

ゲンダイ チュウゴク ノ シャカイ ガバナンス : セイジ トウゴウ ノ シャカイテキ キバン オ メグッテ

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注記

国内社会のグローバル化により、流動化、多元化する政治社会の統合をはかる社会ガバナンスの特徴と問題性を解明。党・国家主導の中国型の国民国家建設、それと表裏一体をなす権威主義体制の行方を考察する。

文献:p285-308

内容説明・目次

内容説明

国内社会のグローバル化により、流動化、多元化する政治社会の統合をはかる社会ガバナンスの特徴と問題性を明らかにし、党・国家主導の中国型の国民国家建設、それと表裏一体をなす権威主義体制の行方を考察する。

目次

  • 現代中国の社会ガバナンスと政治統合
  • 第1部 グローバリゼーションの制度化(社会主義市場経済体制における所有権改革と基層社会の変容:物権法と転形期の政治社会)
  • 第2部 都市ガバナンス(基層社会の再編と党の役割:都市の社区建設と政治・社会統合の試み;都市の社区建設と社会管理:山東省の事例を中心に;都市における流動人口問題と社会ガバナンスのとりくみ:北京市の事例を中心に)
  • 第3部 農村ガバナンス(広西チワン族自治区における村民自治の制度化:周縁地域における国民国家の再編;農村地域におけるアクターと統治の再編:「村官」政策の動向をめぐって)
  • 第4部 中国型「国民」統合の試みと対外政策へのインプリケーション(現代中国の国家建設と「公民社会」のガバナンス:市民社会・ボトムアップ型国家コーポラティズム・人民社会をめぐって;「協商民主」の展開と国家ガバナンスの再構築:基層社会の「民主懇談」、「郷賢参事会」を事例にして;習近平政権における国内政治の諸動向と対外政策へのインプリケーション:「人民」統合の過程を中心にして)
  • 現代中国における社会ガバナンスと中国型の国民国家建設の行方

「BOOKデータベース」 より

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