ナショナリズムの美徳
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ナショナリズムの美徳
東洋経済新報社, 2021.4
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The virtue of nationalism
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ナショナリズム ノ ビトク
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ナショナリズムの美徳
2021.4.
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ナショナリズムの美徳
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Note
ナショナリズムと国民国家の歴史を再評価。自由と民主主義を守るのは国民国家であるとして、誤解されがちなナショナリズムの価値観を問い直し、一方で、リベラリズムのパラダイムは、専制や帝国主義と同じだと警鐘を鳴らす。
解説: 中野剛志, 施光恒
Description and Table of Contents
Description
誤解されがちなナショナリズムの価値観をとらえなおしている。無政府状態と帝国主義を両極に置き、その中間的なものとして国民国家を置いている。国民国家が、最も個人の自由や多様性を擁護し、発展させることができる政治体制であると指摘している。文化や起源、宗教を共有しているという連帯意識があって初めて、近代的な自由民主主義の政治制度や市場経済も機能させられるとしている。
Table of Contents
- ナショナリズムへの回帰
- 第1部 ナショナリズムと西洋の自由(世界秩序の2つのビジョン;ローマ教会と帝国としてのビジョン;西洋のプロテスタント構造 ほか)
- 第2部 国民国家とは何か(政治哲学の2つのタイプ;政治秩序の基礎;国家はどのように生まれたのか? ほか)
- 第3部 反ナショナリズムと憎悪(憎悪はナショナリズムへの反論か?;イスラエルに対する誹謗中傷活動;イマヌエル・カントと反ナショナリズムのパラダイム ほか)
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