菅政権 : 東大話法とやってる感政治

書誌事項

菅政権 : 東大話法とやってる感政治

宇佐美典也著

(星海社新書, 177)

星海社 , 講談社 (発売), 2021.3

タイトル読み

スガ セイケン : トウダイ ワホウ ト ヤッテルカン セイジ

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注記

参考文献: p251-253

内容説明・目次

内容説明

菅義偉氏の東大話法=官僚的な答弁と、やってる感政治=形だけの改革志向はどこから来て、日本をどこへ導くのか?これは菅内閣の総辞職で終わる属人的な問題ではない。なぜなら彼のような政治家が生まれる歴史的・政治的な必然性が日本にあるからだ。2020年9月に誕生した菅政権は、平成政治史の総決算というべき特質を持っている。それが「東大話法とやってる感政治」だ。小泉改革から続いてきた「何かを改革しなければならない」という強迫観念と、国民に直接語りかけるパフォーマンス性。その当初の目的意識を見失い、形だけを受け継いだのが菅政権である。日本を左右するその本質と課題を気鋭の官僚出身論客が徹底分析。

目次

  • はじめに 日本政治にはびこる「東大話法」
  • 第1章 官邸主導の歴史(国民を熱狂させた小泉純一郎のリーダーシップ;経済財政諮問会議の誕生と官邸主導システム ほか)
  • 第2章 菅政権の誕生まで(安倍晋三と菅義偉の一蓮托生;菅義偉と安倍晋三の決裂 派閥政治をめぐって ほか)
  • 第3章 東大話法とやってる感政治の完成(学術会議問題に見る「東大話法」と「やってる感政治」の典型;新型コロナ対策に見る「やってる感」政治 ほか)
  • 第4章 東大話法とやってる感政治を乗り超えるには(玉木雄一郎×宇佐美典也)(玉木雄一郎氏が考える、日本の3つの重要課題;菅首相の態度は、国民の信頼を減らしている ほか)

「BOOKデータベース」 より

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