接続された身体のメランコリー : 「フェイク」と「喪失」の21世紀英米文化
著者
書誌事項
接続された身体のメランコリー : 「フェイク」と「喪失」の21世紀英米文化
青土社, 2021.4
- タイトル別名
-
接続された身体のメランコリー : フェイクと喪失の21世紀英米文化
- タイトル読み
-
セツゾク サレタ シンタイ ノ メランコリー : フェイク ト ソウシツ ノ 21セイキ エイベイ ブンカ
大学図書館所蔵 全69件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
注記
21世紀の英米文化をかたちづくってきた<スター>の作品はなにを演じ、なにをうたっていたのか。気鋭のアメリカ文学者が、文学と身体の、映画と国家の、音楽と表象の結節点を精緻に解きほぐす。
収録内容
- 自宅への流刑、あるいは思い出すことすら不穏当なことを思い出すこと
- 構築と落下
- 背後の世界、あるいはあらかじめ喪われているものの彼方へ
- 星条旗の〈黒い〉星のもとに
- Can I Be Real?
- すべての荒廃の後で
- 記憶の揺曳/揺曳の記憶
- 稲妻〈の速さ〉で歴史を書く
- デュマは黒人だ
- 深い皮膚
- 接続された身体のメランコリー
内容説明・目次
内容説明
21世紀の英米文化をかたちづくってきた“スター”の作品はなにを演じ、なにをうたっていたのか。文学と身体の、映画と国家の、音楽と表象の結節点を精緻に解きほぐす。気鋭のアメリカ文学者による重厚にして怜悧な批評=研究。
目次
- 序論 自宅への流刑、あるいは思い出すことすら不穏当なことを思い出すこと—コロナの時代にカミュとアルトーを読む
- 第1章 構築と落下—『インセプション』における重力
- 第2章 背後の世界、あるいはあらかじめ喪われているものの彼方へ—ルー・リードとデルモア・シュウォーツ
- 第3章 星条旗の(黒い)星のもとに—デヴィッド・ボウイと「アメリカ」
- 第4章 “Can I Be Real?”—アメリカ時代のデヴィッド・ボウイにおけるフェイクとフェイム
- 第5章 すべての荒廃の後で—アクロン、メンフィス、デトロイト、そしてパターソン
- 第6章 記憶の揺曳/揺曳の記憶—カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』における水と揺れ
- 第7章 「稲妻(の速さ)で歴史を書く」—『國民の創生』と『ブラック・クランズマン』における引用、真実、歴史
- 第8章 「デュマは黒人だ」—『ジャンゴ 繋がれざる者』における奴隷制度とその外部
- 第9章 深い皮膚—『神よ、あの子を守りたまえ』における商品化された「黒さ」と触覚的身体
- 第10章 接続された身体のメランコリー—ドン・デリーロの『ボディ・アーティスト』におけるメディアの存在論
「BOOKデータベース」 より