賄賂規制と刑事法理論
著者
書誌事項
賄賂規制と刑事法理論
成文堂, 2021.3
- タイトル別名
-
Regulation of bribery and criminal law theory
賄賂規制と刑事法理論
- タイトル読み
-
ワイロ キセイ ト ケイジ ホウ リロン
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注記
首都大学東京(現・東京都立大学)大学院に提出した博士学位論文に、全面的に加筆・修正を施したもの
内容説明・目次
目次
- 第1章 中国における賄賂の現状と立法状況(中国の賄賂罪めぐる問題状況;中国の賄賂罪の立法と展開状況)
- 第2章 伝統的賄賂罪の保護法益論(賄賂罪の保護法益論の再検討の必要性;賄賂罪の立法形式;日本における賄賂罪の保護法益に関する議論状況;考察—中国刑法における保護法益論;小括)
- 第3章 賄賂罪の保護法益論と構成要件解釈・認定(賄賂性の認定;職務密接関連行為と行政法規;賄賂罪の故意の認定—みなし公務員への賄賂の故意の認定を中心に)
- 第4章 商業賄賂と賄賂規制の新たな展開(中国の商業賄賂罪の保護法益論と共同犯罪;日本における会社法上の賄賂罪;日本における外国公務員贈賄罪;現代社会における商業賄賂処罰の意義と機能)
- 第5章 賄賂による犯罪収益の剥奪(日本における賄賂の必要的没収規定;中国における賄賂処罰による没収と巨額財産来源不明罪;イギリスにおける「不明財産命令」;賄賂行為の防止における犯罪収益の重要性と法的対応のあり方)
「BOOKデータベース」 より