権力分立論の誕生 : ブリテン帝国の『法の精神』受容
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書誌事項
権力分立論の誕生 : ブリテン帝国の『法の精神』受容
岩波書店, 2021.3
- タイトル別名
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ブリテン帝国の法の精神受容
- タイトル読み
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ケンリョク ブンリツロン ノ タンジョウ : ブリテン テイコク ノ 『ホウ ノ セイシン』 ジュヨウ
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注記
学位論文 (東京大学, 2019年提出) を加筆・修正したもの
参照文献: p305-327
事項索引: p333-335
人名索引: p336-338
索引あり
内容説明・目次
内容説明
立法・行政・司法の抑制均衡という常識を源流から問い直す。モンテシュキューからアメリカ合衆国憲法に至る政治思想史。通説を大きく修正する画期的研究。2021年第43回サントリー学芸賞思想・歴史部門受賞。
目次
- 第1部 鏡の国のモンテスキュー?—混合政体論と権力分立論の重なり(1748〜1765)(第1章 『法の精神』における混合政体/権力分立と二つの裁判権;第2章 仏英における『法の精神』受容とブラックストン『イングランド法釈義』)
- 第2部 さまよえるブリテン人—帝国の誕生と、混合政体論の動揺(1763〜1773)(第3章 総督と植民地—帝国的国制の態様;第4章 ミドルセックス選挙における混合政体論と権力分立論の衝突;第5章 植民地に裁判所を作る—1773年東インド会社規制法への道)
- 第3部 そうやって最も美しい〓が生まれる—帝国的国制のアメリカ的変容(1774〜1792)(第6章 ケベック法とジョン・ディキンソン;第7章 1776年の邦憲法制定;第8章 マディソンの換骨奪胎—『フェデラリスト』のレトリックとリアリティ;第9章 ハミルトンの一点突破—『フェデラリスト』のレトリックとリアリティ)
- 終章
「BOOKデータベース」 より