書誌事項

21世紀の博物館学・考古学

青木豊先生古稀記念発起人会編

雄山閣, 2021.2

タイトル別名

21世紀の博物館学考古学

タイトル読み

21セイキ ノ ハクブツカンガク・コウコガク

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注記

参考文献: 各章末

博物館学を専門とする國學院大學文学部教授・青木豊の古稀を記念した論文集。現代の博物館の諸相、文化財の保護と活用、考古学・歴史学についての論考などを収録する。

収録内容

  • 特別寄稿
  • 展示解説文考 / 鷹野光行
  • 観光資源としての博物館 / 中村浩
  • 現代の博物館の諸相
  • ICOM京都大会後の日本の博物館政策について / 栗原祐司
  • 学芸員養成課程を担当する教員の特徴と課題 / 江水是仁
  • 一般教育としての博物館学 / 浜田弘明
  • スポーツの展示における「同時代性」 / 井上裕太
  • 1940年の「神道美術展」と宮地直一・瀧精一・伊東忠太 / 石倉孝祐
  • 開帳からみる近世の展示風景 / 杉山哲司
  • 歴史系博物館における来館者の多様な学びを引き出す対話型展示の試み / 鈴木章生
  • 拡大する展示の様相 / 見留武士
  • 民俗資料展示と文字 / 三代綾
  • 展示設計図から展示模型へ / 山田磯夫
  • 装飾古墳における野外博物館資料論 / 池田朋生
  • 古陶磁の修理に関する歴史雑考 / 落合知子
  • 絵画作品の展示と取扱い / 高橋真作
  • 刀剣の持つ力 / 武田耕太郎
  • これからの私立博物館が生き残る道・商業化か個性化か / 于大方
  • 循環型博物館学から見た博物館経営の可能性 / 小川義和
  • コロナ禍と博物館 / 金山喜昭
  • アンダーツーリズムと博物館 / 菅根幸裕
  • 歴史系博物館と歴史教育・総合的な探究の時間の親和性について / 會田康範
  • 博物館と落語 / 須藤茂樹
  • 博物館の公共性を押し上げるアウトリーチについて / 駒見和夫
  • 博物館の情報・メディアとコロナ禍 / 杉山正司
  • 高知県の博物館史と考古学史 / 岡本桂典
  • 占領期における国立博物館の事業展開 / 國分梓
  • 棚橋源太郎と費耕雨の博物館学上の関わりについて / 張哲
  • 中国における医薬系大学博物館の一考察 / 牛夢沈
  • 衛生博物館の役割 / 塚本順平
  • 仏閣博物館の分類に関する検討 / 中島金太郎
  • 文化財の保護と活用
  • 文化遺産の保護と博物館の役割 / 井上洋一
  • 文化財レスキューに関する一考察 / 落合広倫
  • ぼくし顕彰につながる道 / 貝瀬香
  • 国宝旧開智学校校舎の来し方・現在・今後の展望について / 窪田雅之
  • 文化財と複製 / 小島有紀子
  • 天明三年浅間災害を語り継ぐ事物の構成 / 関俊明
  • モン窯業の変遷と地域博物館群の成立過程 / 徳澤啓一
  • 加賀百万石の鎌倉別邸 / 浪川幹夫
  • クローン文化財技術を弥生土器復元に応用への課題 / 野本孝明
  • 退役艦の教育的活用について / 二葉俊弥
  • 文化財保護と博物館 / 桝渕規彰
  • 考古学・歴史学
  • 中国環太湖流域における先史考古学の初期の試み / 郭驥
  • 漢代青銅器の研究前史 / 川村佳男
  • 古代影向寺の伽藍に関する一考察 / 栗田一生
  • 鹿衣の巫女 / 小林青樹
  • 秋田県の平安鏡の分類とその特徴 / 島田祐悦
  • 明治刀剣界の再考 / 井本悠紀
  • 歴史を現在に活かし続ける / 西谷榮治
  • ある女神の系譜 / 林道義
  • 災害の記録と伝承 / 安高啓明
  • 青木先生との思い出 / 建部真也

内容説明・目次

目次

  • 第1章 特別寄稿(展示解説文考;観光資源としての博物館—とくに済州島の博物館を中心に)
  • 第2章 現代の博物館の諸相(ICOM京都大会後の日本の博物館政策について;学芸員養成課程を担当する教員の特徴と課題 ほか)
  • 第3章 文化財の保護と活用(文化遺産の保護と博物館の役割—シリア、アフガニスタンの例を中心に;文化財レスキューに関する一考察 ほか)
  • 第4章 考古学・歴史学(中国環太湖流域における先史考古学の初期の試み;漢代青銅器の研究前史 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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