ロバート・アルトマンを聴く : 映画音響の物語学

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ロバート・アルトマンを聴く : 映画音響の物語学

山本祐輝著

せりか書房, 2021.2

Other Title

Robert Altman

ロバートアルトマンを聴く

Title Transcription

ロバート・アルトマン オ キク : エイガ オンキョウ ノ モノガタリガク

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Note

ロバート・アルトマン フィルモグラフィ: p225-227

引用文献: p228-237

Description and Table of Contents

Description

斬新なストーリーテリングによって70年代のハリウッドに風穴を開けた映画作家ロバート・アルトマン。『M*A*S*H』、『ロング・グッドバイ』、『ナッシュビル』といった代表作の分析を通して、その実験的なサウンドから登場人物たちの「物語」/「生」が立ち現れるプロセスを解き明かす。映画音響を物語学の観点から聴く、フィルム・スタディーズの新たな試み。

Table of Contents

  • 序章 “初期アルトマン映画”とは何か
  • 第1章 葛藤の音を聴く—『雨にぬれた舗道』(一九六九)における主観性の表象
  • 第2章 映画の“混成的な語り”—『M*A*S*H—マッシュ』(一九七〇)における拡声器の音声
  • 第3章 交錯する複数の世界—『ギャンブラー』(一九七一)における“サウンド・ブリッジ”
  • 第4章 批評的アダプテーションと語り—『ロング・グッドバイ』(一九七三)の“疑似ヴォイス・オーヴァー”
  • 第5章 “潜在的な物語”を語る音—『ボウイ&キーチ』(一九七四)におけるラジオ音声
  • 第6章 ステレオのパラドクス—『ナッシュビル』(一九七五)における宣伝カーの音声
  • 終章 “再生すること”—フィクションの新たな叙述に向けて

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