戦略航空偵察 : 知られざる平時の戦い
Author(s)
Bibliographic Information
戦略航空偵察 : 知られざる平時の戦い
並木書房, 2020.12
- Title Transcription
-
センリャク コウクウ テイサツ : シラレザル ヘイジ ノ タタカイ
Available at / 4 libraries
-
No Libraries matched.
- Remove all filters.
Search this Book/Journal
Note
主な参考文献: p314-319
Description and Table of Contents
Description
航空偵察は秘匿された軍事行動であり、外部に公表されることはない。冷戦期、わが国周辺で9機の米大型偵察機が撃墜され、多くの乗員が犠牲になったことは知られていない。キューバ危機はU‐2偵察機の情報が発端となって勃発し、その1機が撃墜された。最近の北朝鮮の核・ミサイル開発に対する監視活動は偵察機なくしては成立しない。歴史をひもとけば、航空偵察がもたらした情報により、国家の命運に影響が及んだ事例が数多く見られる。本書は、この知られざる戦略偵察飛行の活動の実態をCIAの秘密解除資料などをもとに検証。とくに東アジアで活発化する偵察活動が何を意味するのか、その真相に迫る!
Table of Contents
- 第1部 戦略航空偵察(戦略航空偵察とは何か;航空偵察の歩み)
- 第2部 冷戦期の航空偵察(朝鮮戦争前後の偵察活動;冷戦初期の対ソ連偵察飛行;U‐2偵察機の登場と活躍)
- 第3部 冷戦後の航空偵察(湾岸戦争での航空偵察;EP‐3衝突事件;ロシア軍機の対日偵察活動;北朝鮮の核・ミサイル監視;中ロの軍事協力と航空偵察)
- 第4部 航空偵察の価値と将来(中国軍の演習と米軍の偵察活動;偵察衛星と無人偵察機;有人偵察機は使い続けられるか?;航空偵察と日本の立ち位置)
by "BOOK database"