福島に生きる凛ちゃんの10年 : 家や学校や村もいっぱい変わったけれど

書誌事項

福島に生きる凛ちゃんの10年 : 家や学校や村もいっぱい変わったけれど

豊田直巳写真・文

(それでも「ふるさと」, あの日から10年)

農山漁村文化協会, 2021.2

タイトル読み

フクシマ ニ イキル リンチャン ノ 10ネン : イエ ヤ ガッコウ ヤ ムラ モ イッパイ カワッタ ケレド

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内容説明・目次

内容説明

春になるとミズバショウが咲く山あいの集落、比曽集落は福島県飯舘村の南の方にあります。そこには、美しい田んぼや牧草地が広がり、防風林のある家が点々と並んでいました。この比曽集落に、200年以上も前の江戸時代から続く一家が住んでいました。一家の祖先が、明治時代に旅館を営むために建てたという家で、凛ちゃんは生まれました。その大きな家で、凛ちゃん親子、おばあちゃん、おじいちゃん、ひいおじいちゃん…と、四世代11人がいつしょに暮らしていました。そんな歴史と思い出の残る家と比曽の集落を、家族全員が追われることになりました。2011年3月、東日本大震災で原発が爆発し、危険な放射性物質が風で運ばれてきたのです。生まれ育った家を追われた家族は、離ればなれになって避難を重ね、凛ちゃんは、お家や学校を何度も何度も変わらなければならなくなりました。そして、家のまわりや集落の光景も大きく変わっていきました。

「BOOKデータベース」 より

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