萌える人類学者 The anthropologist as homo affectus
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書誌事項
萌える人類学者 = The anthropologist as homo affectus
東京外国語大学出版会, 2021.3
- タイトル読み
-
モエル ジンルイ ガクシャ
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注記
タール砂漠の楽士団、コートディヴォワールの歌姫の声音、西オーストラリアの日本食、インドネシアの機織り…。フィールドで心を奪われた人類学者たちが、対象への強烈な愛着や情熱に導かれ、「萌えの光景」をつむぎだす。
その他の編者: 平田晶子, 森昭子, 小西公大
参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
バンクーバー島の先住民サーニッチ、タール砂漠の楽士団、ケニア中央高地イゲンベの名前、コートディヴォワールの歌姫の声音、海面上昇の危機に直面する南太平洋ツバル、西オーストラリアの日本食、インドネシアの機織り、パプアニューギニア・ファス族の夢…フィールドで心を奪われた人類学者たちが、対象への強烈な愛着や情熱に導かれ、「萌えの光景」をつむぎだす—。人類学者の“萌え”を結集したエッセイ集!
目次
- 誰もが何かに萌えている
- 第1部 共鳴する萌え(伝統文化復興に萌える人々—サーニッチにおける現代カナダに先住民として生き残るために協力する装置としての文化;萌えるパフォーミングアーツ—インドの「伝統芸能」からみるモダニティとエロティシズム;カニェリは真に抱いた者のために舞う—ケニア中央高地イゲンベ地方の名前と歴史意識;島に萌える—ツバルにおける気候変動、科学、キリスト教)
- 第2部 内旋する萌え(西オーストラリアの町の日本食に萌える—ブルームの日本人移民の過去と現在;むらの空間—隠岐島、重なりあう神と地と人;布に萌え、パッションに燃える;出会いに萌える—パプアニューギニアでのフィールドワーク)
- 第3部 人類学への萌え(ボンジュール・トーテミスム;レヴィ=ストロースによる人類学的知性への「萌え」の果てに—ボンジュール・トーテミスム解題;夢か現か—聖画化される「萌え」;萌える人類学者の教え)
- Never Let Me Go—フィールドノートの余白から
「BOOKデータベース」 より