『阿毘達磨集論』の伝承 : インドからチベットへ、そして過去から未来へ
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書誌事項
『阿毘達磨集論』の伝承 : インドからチベットへ、そして過去から未来へ
文学通信, 2021.3
- タイトル別名
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阿毘達磨集論の伝承 : インドからチベットへそして過去から未来へ
- タイトル読み
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『アビダツマ ジュウロン』ノ デンショウ : インド カラ チベット エ、ソシテ カコ カラ ミライ エ
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注記
その他の著者: 彭毛才旦, 李学竹, 崔境眞
参考文献あり
5世紀ごろにインドの学僧アサンガによって書かれた仏教の哲学文献「阿毘達磨集論」。その写本研究、原典読解、思想研究の最先端の成果を紹介し、今後の研究の展望を示す。
収録内容
- 序にかえて / 高橋晃一著
- 『阿毘達磨集論』における「アビダルマ」とは何か? / 高橋晃一著
- Hidden Intentions〈abhisamdhi〉in the Abhidharmasamuccaya and Other Yogācāra Treatises / Achim Bayer著
- ションヌ・チャンチュプ『阿毘達磨集論』註釈の思想史上の位置づけ / 彭毛才旦著
- 『阿毘達磨集論』の梵文写本について / 李学竹著
- チベット撰述注釈書の構造化記述について / 崔境眞著
- チベット仏教文献研究の覚書 / 根本裕史著
内容説明・目次
内容説明
五世紀ごろにインドの学僧アサンガによって書かれた仏教の哲学文献—『阿毘達磨集論』。サンスクリット語によって書かれたこの文献のほとんどは長いあいだ散逸し、断片が残っているに過ぎない状況であったが、近年の写本発見などにより、資料の全貌が明らかになりつつある。新たに発見された資料、そしてそれにもとづいて復元された原典はなにを物語るのか。インドからチベットへ、そして過去から現在に至るまでそれはいかに伝承されてきたのか。最新の研究成果にもとづき、『阿毘達磨集論』の原典・翻訳・註釈について多角的に論じる。
目次
- 1 『阿毘達磨集論』における「アビダルマ」とは何か?—『カダム全書』所収資料を手掛かりに
- 2 Hidden Intentions(abhisamdhi)in the Abhidharmasamuccaya and Other Yog〓c〓ra Treatises
- 3 ションヌ・チャンチュプ『阿毘達磨集論』註釈の思想史上の位置づけ
- 4 『阿毘達磨集論』の梵文写本について
- 5 チベット撰述注釈書の構造化記述について—チョムデン・リクレル著『阿毘達磨集論釈・荘厳華』に対して
- 6 チベット仏教文献研究の覚書—源流・内在・幻出
「BOOKデータベース」 より