現代民俗学考 : 郷土研究から世界常民学へ
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現代民俗学考 : 郷土研究から世界常民学へ
春風社, 2021.3
- タイトル読み
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ゲンダイ ミンゾクガクコウ : キョウド ケンキュウ カラ セカイ ジョウミンガク エ
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注記
佐野賢治教授年譜・業績: p1052-1059
参考文献: 各論末
収録内容
- 住民・地域社会による民俗学知識の自主的利用 / フレデリック・ルシーニュ
- 過疎・高齢化地域に住み続ける生活像の形成 / 渡部鮎美
- ヘリテージツーリズムと聖地巡礼 / 高倉健一
- 次世代につながる獅子舞 / 鈴木英恵
- 地域をつなぐ成島八幡神社の継承と民俗 / 白井正子
- 姉崎正治の"民間信仰"研究 / 會澤健裕
- 民具と民藝をつなぐもの / 大友真希
- 「よい石花菜」とは何か / 藤川美代子
- ポスト・キリシタン試論 / 小泉優莉菜
- 日本における端午の節句 / サイモン・ジョン
- "福田"考序説 / 佐野賢治
- 現在の鎌倉地域における妙見 / 小村純江
- 相模大山縁起成立の歴史的背景 / 西田英明
- 佐久に遺る一遍の踊念仏 / 大橋克巳
- 禅宗篤信地域における民俗宗教序説 / 近石哲
- 天草における民俗信仰の諸相とその背景 / 大田黒司
- 熊野灘沿岸における石経の習俗 / 小野寺佑紀
- 沖縄県宮古地方のミロク信仰 / 古谷野洋子
- 弥勒から「ミルク」 / 八田悠吏那
- チベット仏教におけるラマ僧の役割 / 根敦阿斯尓
- 内モンゴル牧畜地域におけるチベット仏教寺院について / 英萄
- チベット仏教美術タンカの現状 / 張曉林
- 会津鋸の生産と流通 / 内山大介
- 東北地方の木地製作用手引ろくろ / 小椋裕樹
- かちかち山考 / 坂井美香
- 呪具としてのうちわ / 市東真一
- 福島県只見地方の武術文書 / 對馬陽一郎
- 鹿島信仰と常総の地域社会 / 萩谷良太
- 地域博物館における民具収集 / 岡本夏実
- 地域の総合博物館における民俗展示と民俗学 / 磯本宏紀
- 地域博物館と文化創生戦争の記憶を語り継ぐ / 大西万知子
- 農村文化研究所と佐野賢治 / 阿部宇洋
- 薩摩の石敢當の中国伝来の可能性 / 蒋明超
- 「宗族再興」からみる中国少数民族の移住伝説と族譜 / 余志清
- 狐仙祭祀の普遍性と地域性 / 程亮
- 豚頭供物に見る中国農村の民俗信仰 / 王海翠
- 文化の翻訳から文化の外訳へ / 白莉莉
- 蒙古と漢族の合同祭儀 / 那仁畢力格
- モンゴル人と星の民間信仰 / 張高娃
- モンゴルの旧月名について / ホビト
- ベトナム・フエ地域における陰暦一月九日の新年儀礼 / 鍋田尚子
- 在外韓国人の食文化の実在と比較民俗学的試論 / 李徳雨
内容説明・目次
内容説明
「現代社会における民俗研究の意義」「仏教民俗研究の新視角」「“モノ”語り—民具・地域博物館・文化創生」「民俗比較と国際常民文化研究」の4分野、42編の論稿から成る、佐野賢治古稀・神奈川大学退職記念論集。
目次
- 1 現代社会における民俗研究の意義(住民・地域社会による民俗学知識の自主的利用—「主体化」の理論と総合的現代民俗学の可能性(フレデリック・ルシーニュ);過疎・高齢化地域に住み続ける生活像の形成—新潟県十日町市松代・松之山地域の出稼ぎ者を事例に(渡部鮎美) ほか)
- 2 仏教民俗研究の新視角(“福田”考序説—日本的仏教受容の一側面(佐野賢治);現在の鎌倉地域における妙見—民俗学的視点から(小村純江) ほか)
- 3 “モノ”語り—民具・地域博物館・文化創生(会津鋸の生産と流通—鋸鍛冶と金物卸商の近現代(内山大介);東北地方の木地製作用手引ろくろ—ユニークな構造の背景を探る(小椋裕樹) ほか)
- 4 民俗比較と国際常民文化研究(薩摩の石敢當の中国伝来の可能性—倭寇や唐人町を中心に(蒋/明超);「宗族再興」からみる中国少数民族の移住伝説と族譜—貴州省プイ族の事例を中心に(余/志清) ほか)
「BOOKデータベース」 より