地下ダムと島の環境経済学

著者

    • 黒沼, 善博 クロヌマ, ヨシヒロ

書誌事項

地下ダムと島の環境経済学

黒沼善博著

古今書院, 2021.3

タイトル別名

Underground dam and environmental economics of islands

タイトル読み

チカ ダム ト シマ ノ カンキョウ ケイザイガク

並立書誌 全1

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注記

参考文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

島の地下水を涵養するために、沖縄の島々で建設されている「地下ダム」。世界初の本格的地下ダムの建設地となった宮古島では、複数の地下ダムにより慢性的な農業用水の不足が解消された。地下水保全から環境保全へ。宮古島の暮らしと豊かな自然を守るために、地下ダムに端を発した環境技術は、資源の島内循環に寄与している。生活・農業・経済・観光、宮古島と周辺の島々のすべての活動に必要な地下水資源を、経済学的にアプローチする。

目次

  • 第1編 地下ダムと島の地下水(地下ダムとは何か;島嶼圏の地下ダム;淡水レンズの島;島の建設現場)
  • 第2編 経済学で考える島の地下水(地下水の効用理論;建設技術の複合と総効用;島嶼圏の全体最適;建築技術の応用)
  • 第3編 地下ダム技術と環境技術(地下水保全から始まった資源再生;島嶼を活かす環境技術;地下ダムの持続可能性;地下ダムから展望する未来)

「BOOKデータベース」 より

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