菜種晴れ
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書誌事項
菜種晴れ
(小学館文庫, Jや01-3 . [小学館時代小説文庫]||ショウガクカン ジダイ ショウセツ ブンコ)
小学館, 2021.4
- タイトル読み
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ナタネバレ
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注記
中公文庫 2011年刊に大幅に加筆修正を行った新装改訂版
内容説明・目次
内容説明
房州勝山の菜種農家の末娘・二三は、わずか五歳にして深川の油問屋の跡取りとして貰い受けられる。そこは良質な菜種油で江戸中に名の通った大店。二三は望郷の念を小さな胸に押し留めて弱音は吐かず、手習いや料理の厳しい修行を乗り越え跡取りに相応しく成長していく。ところが元服を迎え、当主に代わり江島神社に向かったその夜、寝静まる宿に信じ難い知らせが飛び込んできた。「深川が燃えている!」。幾多の苦難を前に道標となったのはかけがえのない人々との出会い。一人の少女の半生に光を当てた涙の人情物語。より深い感動に向け大幅加筆した新装改訂版。
「BOOKデータベース」 より