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義経の東アジア

小島毅著

(文春学藝ライブラリー, 歴史 ; 40)

文藝春秋, 2021.4

タイトル読み

ヨシツネ ノ ヒガシアジア

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注記

『義経の東アジア』(2010年9月刊、トランスビュー)を底本とし、加筆修正した増補版

略年表: p195-196

参考文献: p197-198

収録内容

  • 義経の東アジア
  • 異境の表象
  • 朱子学事始
  • 開かれた日本思想史学へ
  • 歴史を開かれたものに
  • 「新しい時代区分」が必要だ / 保立道久, 加藤陽子, 小島毅述

内容説明・目次

内容説明

十二世紀、中国大陸の宋と金の興亡が、平氏政権を生んだ—。対外貿易で莫大な富を得た「開国派」平氏と奥州藤原氏、農本主義に徹して強固な軍事組織を築いた「鎖国派」源頼朝。東アジアの富と思想の交流、社会経済の転換から、源義経が生きた源平内乱期を俯瞰的に捉え直す。保立道久氏、加藤陽子氏との座談会「『新しい時代区分』が必要だ」を特別収録。

目次

  • 1 義経の東アジア(義経の時代の東アジア情勢;義経登場前夜の日本;源平合戦の国際性;武士道と義経伝説)
  • 2(異境の表象;朱子学事始—武士の理想像の変容)
  • 3(開かれた日本思想史学へ;歴史を開かれたものに)
  • 特別付録 「新しい時代区分」が必要だ(保立道久×加藤陽子×小島毅)

「BOOKデータベース」 より

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