蝶として死す : 平家物語推理抄
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書誌事項
蝶として死す : 平家物語推理抄
(ミステリ・フロンティア, 108)
東京創元社, 2021.4
- タイトル読み
-
チョウ ト シテ シス : ヘイケ モノガタリ スイリショウ
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注記
内容:禿髪殺し 葵前哀れ 屍実盛 弔千手 六代秘話
収録内容
- 禿髪殺し
- 葵前哀れ
- 屍実盛
- 弔千手
- 六代秘話
内容説明・目次
内容説明
寿永二年(一一八三年)。源氏の木曾義仲軍から逃れるため,平家一門は都を捨て西国に落ち延びた。しかし、異母兄・清盛に疎まれ、折り合いが悪かった平頼盛は一門と決別。義仲の監視を受けながらも、妻子やわずかな家人と共に都に留まっていた。そんな頼盛に、彼が一門きっての知恵者であると聞きつけた義仲は、意外な頼み事を申し入れてきた—『平家物語』や謡曲『実盛』にも取り上げられている実盛の最期を題材にした、第十五回ミステリーズ!新人賞受賞作「屍実盛」ほか、全五編収録。清盛が都に放った童子は、なぜ惨殺されたのか?高倉天皇の庇護下にあったはずの寵姫は、どのようにして毒を盛られたのか?平家の全盛期から源平の争乱へとなだれ込んでゆく時代に、推理力を武器に生き抜いた頼盛の生涯を描く、歴史ミステリ連作集。
「BOOKデータベース」 より