公正社会のビジョン : 学際的アプローチによる理論・思想・現状分析

書誌事項

公正社会のビジョン : 学際的アプローチによる理論・思想・現状分析

水島治郎, 米村千代, 小林正弥編

明石書店, 2021.4

タイトル別名

公正社会のビジョン : 学際的アプローチによる理論思想現状分析

タイトル読み

コウセイ シャカイ ノ ビジョン : ガクサイテキ アプローチ ニヨル リロン・シソウ・ゲンジョウ ブンセキ

注記

参考文献: 各章末

収録内容
  • 「公正な社会」に向けて / 水島治郎, 米村千代, 小林正弥著
  • 公正にできることはまだあるか / 川瀬貴之著
  • 公正社会論の思想的展開 / 小林正弥著
  • 多次元的な統合的公正社会理論 / 小林正弥著
  • 「社会的公正」をめぐる意識の変容 / 金澤悠介著
  • 「不公正社会」への逆襲なのか / 水島治郎著
  • 社会的包摂の現在 / 濵田江里子著
  • 家族における平等と包摂 / 米村千代著
  • メコン川流域の開発と市民社会 / 五十嵐誠一著
  • 深刻化する環境問題と食料安全保障 / 李想, 小林正弥著
  • グローバルな社会サービス供給の模索 / 日野原由未著
  • 地域統合と社会的公正の新時代 / 石戸光著
  • 条約の脱退条項の機能 / 藤澤巌著
内容説明・目次

内容説明

ひろがる格差、政治への不満、ジェンダー間の不平等、雇用不安。絶望感と諦めが充満するなかで、それでも「公正な社会」を実現することは可能か。政治・経済・社会・法の諸側面を融合し、討議を重ねてきたプロジェクトチームが、不公正な社会状況を打ち破る新たな秩序を提言する。

目次

  • 第1部 公正をめぐる理論と思想(公正にできることはまだあるか—絶望と分断に抵抗する;公正社会論の思想的展開—ロールズの正議論からコミュニタリアニズムまで;多次元的な統合的公正社会理論—協力的公共システムにおける規範的4基準;「社会的不正」をめぐる意識の変容—不公平感の計量社会学)
  • 第2部 「不公正社会」の現状分析(「不公正社会」への逆襲なのか—ポピュリズムの政治社会的文脈;社会的包摂の現在—雇用の不安定化と若者の就労;家族における平等と包摂—家族と公正)
  • 第3部 グローバル公正社会の構想(メコン川流域の開発と市民社会—ラクチェンコーンの活動に注目して;深刻化する環境問題と食料安全保障—環境的公正と行動経済学的アプローチ;グローバルな社会サービス供給の模索—イングランドの成人社会的ケアを事例として;地域統合と社会的公正の新時代—主権国家の特質とAPECの可能性;条約の脱退条項の機能—その発動は公正な国際制度の否定か?)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BC06601318
  • ISBN
    • 9784750351599
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    xi, 296p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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