アーダルベルト・シュティフターにおける学びと教育形態
著者
書誌事項
アーダルベルト・シュティフターにおける学びと教育形態
松籟社, 2021.3
- タイトル別名
-
アーダルベルトシュティフターにおける学びと教育形態
- タイトル読み
-
アーダルベルト シュティフター ニオケル マナビ ト キョウイク ケイタイ
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注記
博士学位請求論文 「アーダルベルト・シュティフター作品における学習と教育形態」 (上智大学, 2018年) を改稿、考察を加えたもの
参考文献一覧: p269-286
内容説明・目次
内容説明
教育者による生徒の「教育」という形態だけでなく、年少者が年長者を「まねぶ」ことから生まれる世代間伝達、家庭や自然といった周囲の環境が導き手となる「学び」など、教育や学びをめぐる多様な姿が展開されているシュティフターの作品世界を、近年の教育学の知見を援用しながら捉えなおす。
目次
- 序章 シュティフター研究における教育の問題
- 第1章 「最初の子どもの物語」と教育の挫折—『森ゆく人』
- 第2章 自律への道程—『みかげ石』、『水晶』への改作の過程から
- 第3章 『晩夏』の教育形態とハインリヒの学び
- 第4章 『読本』と『森の泉』における教材としてのゲーテ作品
- 第5章 『曾祖父の書類綴じ』における手記と自己教育
- 終章 教育者シュティフターと終局に含まれた始点
「BOOKデータベース」 より