書誌事項

「星野君の二塁打」を読み解く

功刀俊雄, 栁澤有吾編著

(奈良女子大学文学部「まほろば」叢書)

かもがわ出版, 2021.3

タイトル別名

「星野君の2塁打」を読み解く

星野君の二塁打を読み解く

タイトル読み

ホシノクン ノ ニルイダ オ ヨミトク

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注記

日本学術振興会の科学研究費 (研究課題:「星野君の二塁打」の総合的研究、研究代表者:栁澤有吾、課題番号:20K02537) の助成を受けた研究の第一報

資料「星野君の二塁打」(初出版) 全文: p164-172

参考文献あり

"国語や道徳教材として使われてきた小説「星野君の二塁打」は、どう書き改められ、どんな役割を背負ってきたのか。バントの指示に反してヒットを打った星野君の「罪と罰」を、教育学や心理学、倫理学などの視点から読み解く。"--TRC MARCより

収録内容
  • 星野君はどんな少年だったのか / 功刀俊雄 [執筆]
  • 文学と教育があわさるとき / 米津美香 [執筆]
  • 道徳の再構築に向けて / 天ヶ瀬正博 [執筆]
  • 開かれた物語としての「星野君の二塁打」 / 栁澤有吾 [執筆]
内容説明・目次

内容説明

ヒットを打って処分!?教科化で議論を呼んだ道徳の定番教材。原作はどのように書き改められたのか。変貌を繰り返す物語、その歴史と深層に迫る。

目次

  • 第1章 星野君はどんな少年だったのか(吉田甲子太郎の少年小説集;銃後の「おさえつけられても、伸びあがってゆこうとする、少年」 ほか)
  • 第2章 文学と教育があわさるとき(文学と教育があわさるとき—「星野君の二塁打」をめぐって;うつむいたままの星野君—道徳副読本と道徳教科書 ほか)
  • 第3章 道徳の再構築に向けて(若者は犠牲を求められる;「地図は現地ではない」 ほか)
  • 第4章 開かれた物語としての「星野君の二塁打」(「星野君の二塁打」の論じられ方;坂上康博『にっぽん野球の系譜学』を読む ほか)
  • 資料 「星野君の二塁打」(初出版)全文

「BOOKデータベース」 より

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