書誌事項

そもそも植物とは何か

フロランス・ビュルガ著 ; 田中裕子訳

河出書房新社, 2021.4

タイトル別名

Qu'est‐ce qu'une plante? : essai sur la vie végétale

タイトル読み

ソモソモ ショクブツ トワ ナニ カ

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注記

参考文献: p222-232

内容説明・目次

内容説明

植物という存在を究極まで哲学してみる!わたしたちは植物をどう見るべきか?フッサールやメルロ=ポンティの現象学を始め、西洋哲学を用いて「植物の生命と存在」を考察し、ひとつずつ丁寧に解いていく—異色のフランス女性哲学者の著書。

目次

  • 第1部 植物をどう認識すべきか(肖像画としての生命—観察・記録・命名・分類;構造からみた生命—植物生理学は何をとらえたか;文法としての生命—植物と動物の境界線はどこにあるのか;植物と動物の共通の機能—植物に「感覚」はあるのか;外見と現実「あたかも○○かのように」—意味についての問題;植物の擬人化—最近の社会現象について;植物の本質的な他者性—植物中心主義は証明できるのか)
  • 第2部 植物とはどのような存在か(植物の生命の本質—「生命」は「生存」ではない;植物は知覚世界を持っているか;植物は個体なのか—個体性と自己同一性;空間的な働き—中心性と自由;時間を生きる存在と精神的な生命—意識の問題;植物の美しさ—目的のない外見)
  • 第3部 植物の倫理的な価値と法的な権利(環境破壊の嫌悪感という教訓;環境保護の倫理と法的な考えかた;生命中心主義の盲目さと罪深さ;植物中心主義—意識の緑化;植物の苦しみ—動物の苦しみを欺く手段)

「BOOKデータベース」 より

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