郵政腐敗日本型組織の失敗学

書誌事項

郵政腐敗日本型組織の失敗学

藤田知也著

(光文社新書, 1129)

光文社, 2021.4

タイトル別名

郵政腐敗 : 日本型組織の失敗学

タイトル読み

ユウセイ フハイ ニホンガタ ソシキ ノ シッパイガク

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注記

参考文献: p299

郵政事業の歴史と最近のおもな出来事: p300-303

内容説明・目次

内容説明

日本郵政グループは、二〇二一年に郵便事業の創業から一五〇年を迎えた。従業員四〇万人を超える巨大組織は「腐敗の構造」にはまって抜け出せずにいる。近年では、かんぽ生命の不正販売、内部通報制度の機能不全、ゆうちょ銀行の不正引き出しと投信販売不正、NHKへの報道弾圧、総務事務次官からの情報漏洩と癒着など、数多の不祥事が発覚した。一連の事象の底流にあるのは、問題があっても矮小化し、見て見ぬフリをする究極の「事なかれ主義」だ—。スルガ銀行や商工中央金庫による大規模な不正事件など、金融業界の不祥事を追及してきた朝日新聞の記者が、巨大グループの実態にメスを入れる。

目次

  • 第1章 暴走—ターゲットは高齢者
  • 第2章 隠蔽—異論を許さない組織風土
  • 第3章 病根—「被害者を見捨てる」銀行の論理
  • 第4章 激突—NHK vs.日本郵政
  • 第5章 検証—経営陣の“無責任体質”
  • 第6章 歪み—官邸支配の構図
  • 終章 教訓—組織変革のカギ

「BOOKデータベース」 より

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