書誌事項

海洋の日本古代史

関裕二著

(PHP新書, 1255)

PHP研究所, 2021.4

タイトル別名

海洋の日本古代史

タイトル読み

カイヨウ ノ ニホン コダイシ

注記

参考文献: p202-205

内容説明・目次

内容説明

日本人はただの稲作民族ではない。海の幸も豊富で、海の民の技術の高さは、古代から東アジアに知れ渡っていた。それにもかかわらず、「海と海人の古代史」は、これまで注目されてこなかった。海外との交流を視野に入れなければ、ヤマト建国の意味や日本人の正体もわかってこない。アメリカと中国の間で揺れ動く現代日本。その進路を知るためにも、古代の列島人が中国文明にどう対峙したかを知ることは必須である。古代史関連書籍約200冊の著者がたどり着いた「日本人とは何か」「日本人はどう生きるべきか」の最終結論。

目次

  • 第1章 日本は海人の国(ヤマト王家と海人のつながり;徐福とは何者だったのか)
  • 第2章 倭の海人はどこからやってきたのか(大海原に飛び出した縄文人;神武東征の真相)
  • 第3章 なぜ日本列島は侵略されなかったのか(中国王朝や朝鮮半島とのかかわり;遣唐使の航路から見えてくるもの)
  • 第4章 ユーラシア大陸と対峙する海洋文明の国・日本(中国文明の「循環」とは;列島人の向かうべき道)

「BOOKデータベース」 より

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