脱GHQ史観の経済学 : エコノミストはいまでもマッカーサーに支配されている
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書誌事項
脱GHQ史観の経済学 : エコノミストはいまでもマッカーサーに支配されている
(PHP新書, 1258)
PHP研究所, 2021.4
- タイトル別名
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脱GHQ史観の経済学 : エコノミストはいまでもマッカーサーに支配されている
- タイトル読み
-
ダツGHQシカン ノ ケイザイガク : エコノミスト ワ イマ デモ マッカーサー ニ シハイ サレテ イル
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内容説明・目次
内容説明
GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)による日本の「経済民主化」は、増税をはじめ今日まで続く緊縮財政策の起源の一つだった。GHQが掲げる緊縮主義に日本の緊縮主義者が相乗りし、経済や社会、文化をめぐる考え方にマイナスの影響を与えてきたのだ。本書は国家を脆弱化、衰退化させる経済思想を、占領期のGHQと日本の経済学者の関係から再考察する。さらにアフター・コロナの「戦後」において、日米欧は中国共産党の独裁・統制主義の経済に対峙すべく、自由主義の経済再生に全力を尽くさなければならない。「100年に1度」の危機を乗り越える方向性を示す。
目次
- 第1章 経済学はいまでもGHQが占領中(新型コロナ危機を戦時経済に例える;「戦後」は遠い ほか)
- 第2章 緊縮財政の呪縛(石橋湛山の「小国主義」;表裏一体のリフレ主義 ほか)
- 第3章 集団安全保障と憲法改正の経済学(マッカーサーたちのトンデモ防衛論;集団的自衛権とは何か ほか)
- 第4章 占領史観にただ乗りする中国と韓国(米国の影、中国の影;反民主的・反人権的な動きに「レッドカード」を ほか)
- 第5章 学術会議、あいちトリエンナーレに映るGHQの影(学術会議問題—政府からコントロールされるのは当たり前;「学界の民主化」政策の一環 ほか)
「BOOKデータベース」 より