他者への自由 : 公共性の哲学としてのリベラリズム
著者
書誌事項
他者への自由 : 公共性の哲学としてのリベラリズム
勁草書房, 2021.4
増補新装版
- タイトル別名
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Freedom to the other
- タイトル読み
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タシャ エノ ジユウ : コウキョウセイ ノ テツガク ト シテ ノ リベラリズム
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注記
初版: 創文社 1999年刊
ディヴェルティメント--読書案内: p84-88
収録内容
- 序説--なぜリベラリズムが問題なのか
- 自由への戦略
- 公共性の哲学としてのリベラリズム
- 共同体論の諸相と射程
- 共同体と自己解釈的存在
- 「自由世界」のディレンマ
- 自由の逆説
- 浮かれし世界が夢の跡 : リベラリズムの哲学的再構築
内容説明・目次
内容説明
文化的同質性やコンセンサスの仮構を引き裂く価値対立の下で公共性はいかにして可能か。このアポリアを引き受けるリベラリズムは、公共性の哲学によって自由を自己中心性の檻から解放する。それは「権力からの自由」も「権力への自由」も陥る「他者からの自由」の陥穽を抜け出て、「他者への自由」の地平を開く。増補論考を加え、新装版へ!
目次
- 序説—なぜリベラリズムが問題なのか
- 第1部 リベラリズムの秩序構想(自由への戦略—アナキーと国家;公共性の哲学としてのリベラリズム)
- 第2部 共同体論との対話(共同体論の諸相と射程;共同体と自己解釈的存在)
- 第3部 自由の試練(「自由世界」のディレンマ;自由の逆説—リベラリズムの再定位)
- 増補 浮かれし世界が夢の跡—リベラリズムの哲学的再構築
「BOOKデータベース」 より