感染症と経営 : 戦前日本企業は「死の影」といかに向き合ったか

書誌事項

感染症と経営 : 戦前日本企業は「死の影」といかに向き合ったか

清水剛著

中央経済社 , 中央経済グループパブリッシング (発売), 2021.5

タイトル別名

感染症と経営 : 戦前日本企業は死の影といかに向き合ったか

タイトル読み

カンセンショウ ト ケイエイ : センゼン ニホン キギョウ ワ 「シ ノ カゲ」 ト イカニ ムキアッタカ

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注記

参考文献: p167-174

内容説明・目次

内容説明

かつて、私たちの生活に「死」がより身近な社会があった。スペイン風邪や結核の脅威がすぐそばにあったのだ。『細雪』のような小説、『ゴンドラの唄』のような流行り歌にもそうした現実が刻み込まれている。本書では、そうした戦前日本社会において、人々—労働者・消費者・株主—がどのように行動したのか、それに対して企業がどのように対応していったのかを振り返っている。「死の影」が生み出したともいえる東洋の魔女、百貨店、出版社による代理販売、生協、経営者と株主の対話などのムーブメント・行動変容から、コロナ後の経営のあり方を検討する。

目次

  • 序章 「死」が身近にある社会
  • 第1章 「死」と労務管理
  • 第2章 労務管理の変化と「東洋の魔女」の誕生
  • 第3章 「死の影」の下での消費者—三越・主婦の友・生協はなぜ誕生したのか
  • 第4章 企業と株主の関係—短期志向にいかに対応するのか
  • 第5章 「死の影」の下での企業
  • 第6章 企業に閉じ込められないために
  • 終章 「コロナ後」の経営

「BOOKデータベース」 より

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