情報分析官が見た陸軍中野学校 : 秘密戦士の孤独な戦い

書誌事項

情報分析官が見た陸軍中野学校 : 秘密戦士の孤独な戦い

上田篤盛著

並木書房, 2021.5

タイトル別名

陸軍中野学校 : 情報分析官が見た : 秘密戦士の孤独な戦い

タイトル読み

ジョウホウ ブンセキカン ガ ミタ リクグン ナカノ ガッコウ : ヒミツ センシ ノ コドク ナ タタカイ

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注記

主要参考文献: p270-271

内容説明・目次

内容説明

中野学校は教育機関であってスパイ組織ではない—創設から廃校までわずか七年の歴史であったが、卒業生は二千人以上に及び、世界の至る所で秘密戦や遊撃戦に従事した。その教育方針は諜報・謀略技術の修得よりも、情報勤務者としての判断力や行動力の養成にあった。尋常でない秘密工作に携わる彼らには、孤独を生き抜く強靱な思想と柔軟な精神が求められた。アジア諸国の「民族解放」教育も行なわれ、中野学校で培った「無私の精神」で現地軍に身を投じる者もいた。防衛省情報分析官、陸自調査学校教官を長く務めた著者が、中野学校教育を分析・評価し、秘密戦の本質に迫る!

目次

  • 第1章 秘密戦と陸軍中野学校
  • 第2章 第一次大戦以降の秘密戦
  • 第3章 陸軍の秘密戦活動
  • 第4章 中野学校と学生
  • 第5章 中野学校の教育
  • 第6章 なぜ精神教育を重視したか
  • 第7章 中野出身者の秘密戦活動
  • 第8章 中野学校を等身大に評価する

「BOOKデータベース」 より

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