書誌事項

東京物語考

古井由吉 [著]

(講談社文芸文庫, [ふA13])

講談社, 2021.5

タイトル別名

東京物語考

タイトル読み

トウキョウ モノガタリ コウ

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注記

底本: 岩波書店 同時代ライブラリー 1990年刊

シリーズ番号はブックジャケットによる

年譜: p257-283

内容説明・目次

内容説明

徳田秋聲、正宗白鳥、葛西善藏、宇野浩二、嘉村礒多ら地方出身作家が「東京」を舞台に紡いだ私小説、永井荷風、谷崎潤一郎が描いた戦後日本人の原像—。日本近代文学における「東京物語」の系譜をたずねて、書かれ、読まれ、生きられた重層的な時間を往還し、現代人の出自をたどる連作エッセイ。後期作品群への扉をひらく「決定的な重要性を持つ問題作」(松浦寿輝)。

目次

  • 安易の風
  • 窪溜の栖
  • 楽しき独学
  • 居馴れたところ
  • 生きられない
  • 何という不思議な
  • 心やさしの男たち
  • 無縁の夢
  • 濡れた火宅
  • 幼少の砌の
  • とりいそぎ略歴
  • 命なりけり
  • 肉体の専制
  • 境を越えて

「BOOKデータベース」 より

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