木は何を見てきたの?
著者
書誌事項
木は何を見てきたの?
化学同人, 2021.3
- タイトル別名
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What did the tree see?
- タイトル読み
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キ ワ ナニ オ ミテ キタノ
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内容説明・目次
内容説明
わたしは、としおいたナラの木だ。はじめはドングリだった。そう、ちっちゃくてまるいやつ。枝からポロリとおっこちて、土のなかにもぐりこんだ。やがて芽を出し、木になって、何百年もたった!その間に、わたしは何を見てきたのだろう?何世紀もの時間が過ぎ去る中で、大地はかわる。木々は切り倒され、小さな村は町にかわる。汽車が走り、道路ができて、生活のスピードが早まる。このような変化の中を生き抜いて、一本の荘厳なナラの木は歴史の証言者となる。この物語は、過去がどんなであったのかや、次に何が起こるのだろうかといった変わり続ける私たちの世界への心からの叙情詩である。
「BOOKデータベース」 より