日本戦争経済史 : 戦費、通貨金融政策、国際比較

著者

    • 小野, 圭司 オノ, ケイシ

書誌事項

日本戦争経済史 : 戦費、通貨金融政策、国際比較

小野圭司著

日経BP日本経済新聞出版本部, 2021.5 , 日経BPマーケティング(発売)

タイトル読み

ニホン センソウ ケイザイシ : センピ ツウカ キンユウ セイサク コクサイ ヒカク

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注記

関連年表:p276〜287

内容説明・目次

内容説明

日本はいかにして戦争経済をマネジメントしたのか。戦争は経済的に見ると、政府による大規模な消費活動である。交戦国は経済活動によって生産した付加価値を戦争遂行に利用する。こうして軍は兵士を養い、弾薬や燃料を消費し、兵器を調達する。本書は、戊辰戦争から太平洋戦争まで日本が直面したすべての戦争をマクロ経済面から分析する初の書。明治・大正・昭和(戦前)を通した戦時経済政策の主軸を通貨金融政策にあると捉え、戦争を数字で把握(戦費、国力、動員兵力)し、国際比較を行う。

目次

  • 序章 近代の戦争と戦費
  • 第1章 日本の戦争経済の座標軸:理論的背景と国際比較
  • 第2章 戊辰戦争:過渡期の戦時通貨金融政策
  • 第3章 西南戦争:不換紙幣による戦費調達
  • 第4章 日清戦争:戦時通貨金融政策の原型
  • 第5章 日露戦争:戦時通貨金融政策の完成形
  • 第6章 第1次世界大戦・シベリア出兵:曲がり角の戦時通貨金融政策
  • 第7章 日華事変・太平洋戦争:戦時通貨金融政策の最終形
  • 終章 戦費の終焉:戦費借入れの戦後処理

「BOOKデータベース」 より

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