恵那の戦後教育運動と現代 : 『石田和男教育著作集』を読む

書誌事項

恵那の戦後教育運動と現代 : 『石田和男教育著作集』を読む

佐貫浩著

花伝社 , 共栄書房 (発売), 2021.5

タイトル別名

恵那の戦後教育運動と現代 : 石田和男教育著作集を読む

タイトル読み

エナ ノ センゴ キョウイク ウンドウ ト ゲンダイ : 『イシダ カズオ キョウイク チョサクシュウ』オ ヨム

内容説明・目次

内容説明

戦後民主主義教育運動の大きな流れのなかで、生活綴方教育の可能性を探求し、独創的な運動を組み立てた石田和男と恵那の教育運動。「子どもをつかむ」思想、子どもの「生活実感」へのこだわり、「生活綴方の精神」、「地域に根差す」ことの意味、「魂の技師としての教師」論—数々の実践の教育学的な意味を探る。

目次

  • はじめに 『石田和男教育著作集』発刊の現代的意義
  • 序章 恵那の戦後教育運動の展開と戦後日本の教育学
  • 第1章 戦後の生活綴方教育運動の出発—石田和男『ありの子学級実践記』によせて
  • 第2章 恵那勤評反対闘争の特質—恵那勤評闘争と恵那教育会議(一九五七‐六二年)
  • 第3章 「子どもをつかむ」思想と方法の展開—「地肌の教育」から生活綴方の再興へ
  • 第4章 「生活実感」と科学の統一という視点—石田の学力、科学、表現、生活概念について
  • 第5章 恵那と石田和男の生活綴方のとらえ方—書くことの意味、自分を基盤とした思考、生活の再構成
  • 第6章 坂元忠芳の教育学の展開と恵那の教育実践

「BOOKデータベース」 より

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