書誌事項

吉田久一とその時代 : 仏教史と社会事業史の探求

大谷栄一 [ほか] 編

法藏館, 2021.3

タイトル別名

Yoshida Kyūichi and his times : exploring the history of Buddhism and social work

タイトル読み

ヨシダ キュウイチ ト ソノ ジダイ : ブッキョウシ ト シャカイ ジギョウシ ノ タンキュウ

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注記

その他編者: 大友昌子, 永岡正己, 長谷川匡俊, 林淳

引用参考文献: p208-211

収録内容

  • 吉田久一の生涯と仕事 / 永岡正己著
  • 吉田久一の社会事業史研究 / 大友昌子著
  • 吉田久一の近代仏教史研究 / 大谷栄一著
  • 吉田久一と沖縄 : 吉田久一と沖縄留学生をめぐるミクロストリア / 宮城直子著
  • 戦後日本史学と吉田久一 / 池田智文著
  • 社会福祉の歴史研究と時期区分 : 吉田久一の「社会事業史研究」をめぐって / 元村智明著
  • 吉田史学における近代仏教史の時期区分 / 林淳著
  • 吉田久一が提起した社会福祉理論の課題 : 問題と人間の「乖離」と、歴史への「歯止め」について / 岩崎晋也著
  • 一九五〇年代の吉田久一における「近代」と「国民」 : アジア情勢とナショナリズムを背景として / 石井洗二著
  • 吉田久一と池田敬正 / 今井小の実著
  • 吉田久一の「仏教福祉」の歴史研究について : 「否定の論理」の視点から / 長谷川匡俊著
  • 遊行僧の系譜と福祉実践 : 吉田久一の所論が提起した意義 / 宮城洋一郎著
  • 吉田久一と仏教福祉思想 : 原始仏教・鎌倉仏教への関心をめぐって / 清水海隆著
  • 清沢満之と吉田久一 / 碧海寿広著
  • 吉田久一史学の構造と方法 : 主体と対象史の関係論をめぐって / 繁田真爾著
  • 監獄教誨からみる吉田久一と「近代主義」 / 江連崇著

内容説明・目次

内容説明

戦後、近代仏教史と社会事業史、仏教社会福祉史の分野を確立させた吉田久一。福祉と宗教、そして平和をめぐる探求のすえに見出されたその学問の今日的な意義はどこにあるのか?また、いかに批判し、いかに継承すべきなのか?各分野を代表する研究者らが、自身の学問の起源ともいえる吉田史学と真っ向から向き合い、それぞれの立場・関心から読み直す。今後の研究に不可欠な新たな視座を、分野横断的に提供する意欲的な研究論集。

目次

  • 1 「吉田久一」とは誰か?(吉田久一の生涯と仕事;吉田久一の社会事業史研究;吉田久一の近代仏教史研究;吉田久一と沖縄—吉田久一と沖縄留学生をめぐるミクロストリア)
  • 2 吉田史学を捉え直す(戦後日本史学と吉田久一;社会福祉の歴史研究と時期区分—吉田久一の「社会事業史研究」をめぐって;吉田史学における近代仏教史の時期区分)
  • 3 吉田社会福祉論を再考する(吉田久一が提起した社会福祉理論の課題—問題と人間の「乖離」と、歴史への「歯止め」について;一九五〇年代の吉田久一における「近代」と「国民」—アジア情勢とナショナリズムを背景として;吉田久一と池田敬正)
  • 4 福祉と宗教の交わりを探求する(吉田久一の「仏教福祉」の歴史研究について—「否定の論理」の視点から;遊行僧の系譜と福祉実践—吉田久一の所論が提起した意義;吉田久一と仏教福祉思想——原始仏教・鎌倉仏教への関心をめぐって)
  • 5 吉田史学を超えて(清沢満之と吉田久一;吉田久一史学の構造と方法—主体と対象史の関係論をめぐって;監獄教誨からみる吉田久一と「近代主義」)

「BOOKデータベース」 より

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