安政コロリ流行記 : 幕末江戸の感染症と流言
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書誌事項
安政コロリ流行記 : 幕末江戸の感染症と流言
白澤社 , 現代書館 (発売), 2021.5
- タイトル別名
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仮名垣魯文『安政箇労痢流行記』翻刻・現代語訳
仮名垣魯文安政箇労痢流行記翻刻現代語訳
- タイトル読み
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アンセイ コロリ リュウコウキ : バクマツ エド ノ カンセンショウ ト リュウゲン
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注記
底本: 国文学研究資料館所蔵本
巻頭言: 篠原進
解説: 今井秀和, 佐々木聡
注: 周防一平, 広坂朋信
参考文献: p171
内容説明・目次
内容説明
幕末に未知の感染症に襲われ多くの死者を出した大都市江戸の混乱と不安を虚実とりまぜて活写した仮名垣魯文の『安政箇労痢流行記』。本書はその原文と現代語訳を収めるとともに、当時、江戸市中で語られた感染症にまつわる流言や怪事件の記録から近世後期の疫病観を分析した解説を併載。疫病禍に直面した江戸の人々の姿から現代の課題が浮かび上がる。
目次
- 巻頭言 江戸のネコ歩き—安政の魯文
- 序 コロリ禍の中で
- 1 仮名垣魯文『安政箇労痢流行記』(安政午秋 頃痢流行記 全)
- 2 『安政箇労痢流行記』現代語訳(はじめに—コロリ寝の夢(転寝の遊目序);コロリ流行下の江戸(安政箇労痢流行記概略) ほか)
- 3 解説1 コロリ表象と怪異(安政五年のコロリ騒動;コロリはコレラに非ず ほか)
- 4 解説2 大尾に置かれた白沢図とその意味(神獣白沢と『白沢図』;悪夢と疫病、獏と白沢 ほか)
「BOOKデータベース」 より