戦後教育学と戦争体験 : 戦後教育思想史研究のために
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戦後教育学と戦争体験 : 戦後教育思想史研究のために
大月書店, 2021.5
- タイトル読み
-
センゴ キョウイクガク ト センソウ タイケン : センゴ キョウイク シソウシ ケンキュウ ノ タメ ニ
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収録内容
- 戦後教育学と戦争体験の思想化
- 教育科学研究会はなぜ再建されたのか
- 再建時、教育科学研究会は平和をどのように論じたのか
- 戦後教育学における「倫理的な問い」
- 子ども把握と教育実践の全体構造
- 教育学はなぜ戦争責任を問わなければならないのか
- 五十嵐顕の戦争反省とユーモア
- 「葉書」三〇枚
- 若者を戦場に送り出す教育は、何度でも問題にする
- 戦後教育学における「交換の原理」と「敗戦」の問題
- 戦後教育学における「馴化」と「敗戦」問題
- 戦争と責任と判断と
- 教育基本法の精神と南原繁
- ヒロシマの体験と教育基本法の理念
- 教育基本法「改正」と向きあう
- 教育基本法「改正」と立憲主義
- 災禍に向きあう教育の思想
内容説明・目次
目次
- 戦後教育学と戦争体験の思想化
- 第1部 教育科学研究会の再建と戦後教育学—勝田守一の教育学を中心に(教育科学研究会はなぜ再建されたのか—「教育の良心」を問いながら;再建時、教育科学研究会は平和をどのように論じたのか—上原專祿と勝田守一を中心に;戦後教育学における「倫理的な問い」—一九五〇年代の『教育』と勝田守一;子ども把握と教育実践の全体構造—一九七〇年代における「教育的価値論」の深まり)
- 第2部 戦争体験への問いと戦後教育学の形成(教育学はなぜ戦争責任を問わなければならないのか—五十嵐顕の教育学を検討する;五十嵐顕の戦争反省とユーモア;「葉書」三〇枚—五十嵐顕先生を悼む;若者を戦場に送り出す教育は、何度でも問題にする—山住正己の教育学に学ぶ;戦後教育学における「交換の原理」と「敗戦」の問題—宗像誠也と長田新を中心に;戦後教育学における「馴化」と「敗戦」問題—堀尾輝久の場合;戦争と責任と判断と—戦時下の宮原誠一を問いながら)
- 第3部 教育基本法「改正」問題と戦後教育学(教育基本法の精神と南原繁;ヒロシマの体験と教育基本法の理念;教育基本法「改正」と向きあう—その意図と対抗の立脚点;教育基本法「改正」と立憲主義)
- 災禍に向きあう教育の思想—勝田守一と石牟礼道子を手がかりに
「BOOKデータベース」 より