グロティウス『戦争と平和の法』の思想史的研究 : 自然権と理性を行使する者たちの社会
著者
書誌事項
グロティウス『戦争と平和の法』の思想史的研究 : 自然権と理性を行使する者たちの社会
(Minerva人文・社会科学叢書, 249)
ミネルヴァ書房, 2021.6
- タイトル別名
-
グロティウス戦争と平和の法の思想史的研究 : 自然権と理性を行使する者たちの社会
- タイトル読み
-
グロティウス『センソウ ト ヘイワ ノ ホウ』ノ シソウシテキ ケンキュウ : シゼンケン ト リセイ オ コウシ スル モノ タチ ノ シャカイ
大学図書館所蔵 全115件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
収録内容
- 『戦争と平和の法』はなにを論じようとしたのか
- グロティウスははたして近代的か
- 「完全な共同体」とグロティウスの国家思想
- 『戦争と平和の法』の思想史的意義
- 「諸国民間の共通法」と理性を行使する者たちの社会
- 近世ヨーロッパのフロンティアと国際法の思想
- 人類の敵
- グロティウスのアンビヴァレンス
- グロティウスの伝統
- グロティウスと二〇世紀における国際法思想の変容
内容説明・目次
内容説明
「国際法の父」として名高いグロティウスの『戦争と平和の法』は、法学の最大の古典である。本書は、従来、主に国際法と国際政治の世界で評価されてきたこの書を、ホッブズに先行する近代的政治・社会思想の先駆的著作として捉え直す。『戦争と平和の法』の構想を、新しい時代を切り開く思想として、個人、国家、国際社会という構成要素との関連の中で読み解くことで、西洋法制史や国際法学はもとより、政治・社会思想史のこれまでの常識に挑戦する。
目次
- 『戦争と平和の法』はなにを論じようとしたのか
- 第1部 近代思想とグロティウス(グロティウスははたして近代的か;「完全な共同体」とグロティウスの国家思想;『戦争と平和の法』の思想史的意義;「諸国民間の共通法」と理性を行使する者たちの社会)
- 第2部 グロティウスとヨーロッパの拡大(近世ヨーロッパのフロンティアと国際法の思想—オランダ東インド会社とグロティウスの自然法的私戦論;人類の敵—グロティウスにおける海賊と航行・通商の自由)
- 第3部 グロティウスと現代(グロティウスのアンビヴァレンス—国家主権と人類の共通利益;グロティウスの伝統—国際法の思想史と国際社会;グロティウスと二〇世紀における国際法思想の変容)
「BOOKデータベース」 より