近世後期の世界認識と鎖国

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近世後期の世界認識と鎖国

岩崎奈緒子著

吉川弘文館, 2021.6

タイトル読み

キンセイ コウキ ノ セカイ ニンシキ ト サコク

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収録内容

  • 本書の課題と研究史
  • 「加模西葛杜加国風説考」の歴史的意義
  • 一八世紀後期における北辺認識の展開
  • 世界認識の転換と日本の自意識
  • 松平定信と「鎖国」
  • 寛政改革期の蝦夷地政策
  • 異国船打ち払いの国法の陥穽
  • 再び、鎖国および「鎖国論」について

内容説明・目次

内容説明

工藤平助の「加模西葛杜加国風説考」(赤蝦夷風説考)には、日本で初めてロシアを描いた地図が挿入され、松平定信らに大きな衝撃を与えた。中国を凌駕するヨーロッパの巨大国家に幕府はいかに対峙したのか。寛政期から文化期にかけての対ロシア外交と蝦夷地政策の歴史的位置を、世界認識の転換のダイナミズムにおいて捉え直し、「鎖国」を再考する。

目次

  • 本書の課題と研究史
  • 第1部 世界認識の転換(「加模西葛杜加国風説考」の歴史的意義;一八世紀後期における北辺認識の展開;世界認識の転換と日本の自意識)
  • 第2部 ヨーロッパとの対峙(松平定信と「鎖国」;寛政改革期の蝦夷地政策;異国船打ち払いの国法の陥穽)
  • 再び、鎖国および「鎖国論」について

「BOOKデータベース」 より

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