書誌事項

万葉集羈旅歌論

関谷由一著

(楡文叢書)

北海道大学出版会, 2021.3

タイトル別名

万葉集羈旅歌の研究 : 行旅歌における「家の妹」と〈羈旅〉主題

タイトル読み

マンヨウシュウ キリョカロン

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注記

学位請求論文「万葉集羈旅歌の研究 : 行旅歌における「家の妹」と〈羈旅〉主題」(北海道大学) を骨格として、その前後に発表した論考をまとめたもの

収録内容

  • はじめに : 旅の歌の形成過程とその結果を考える
  • 研究史をたどって : 旅の歌の誕生と発想様式
  • 旅の歌における共感関係の淵源 : 〈留守歌〉考
  • 「家」の表現性の再検討 : 「家もあらなくに」と遍在する「家」
  • 山上憶良「日本挽歌」の「家」「国内」について
  • 相聞から望郷へ : 巻四・五〇九・五一〇番歌考
  • 羈旅歌とは何か : 大伴卿傔従等の「悲傷羈旅」歌考
  • 〈羈旅〉主題化の始発 : 柿本人麻呂「羈旅歌八首」考
  • 高市黒人歌の方法(1) : 「棚無小舟」の象徴性
  • 高市黒人歌の方法(2) : 黒人「羈旅歌八首」の同時代性と独自性
  • 部類歌巻における〈羈旅〉像 : 巻七「羈旅作」考
  • 旅の歌における「家の妹」と羈旅歌の意義

内容説明・目次

目次

  • 研究史をたどって—旅の歌の誕生と発想様式
  • 第1部 旅の歌における「家」と「妹」(旅の歌における共感関係の淵源—“留守歌”考;「家」の表現性の再検討—「家もあらなくに」と遍在する「家」;山上憶良「日本挽歌」の「家」「国内」について;相聞から望郷へ—巻四・五〇九・五一〇番歌考)
  • 第2部 羈旅歌論(羈旅歌とは何か—大伴卿〓従等の「悲傷羈旅」歌考;“羈旅”主題化の始発—柿本人麻呂「羈旅歌八首」考;高市黒人歌の方法(1)—「棚無小舟」の象徴性;高市黒人歌の方法(2)—黒人「羈旅歌八首」の同時代性と独自性;部類歌巻における“羈旅”像—巻七「羈旅作」考)
  • 旅の歌における「家の妹」と羈旅歌の意義

「BOOKデータベース」 より

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